政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は28日、「現在の感染者発生状況に対する分析と判断が必要と思われる。週末まで見守った上で(社会的距離確保レベルの調整案を)発表する予定だ」と明らかにした。新規感染者数がやや増加傾向にあるためで、プロテスタント系宣教団体「IM宣教会」に関係する一時的な感染者増なのかどうかを見極める必要があると説明した。
昨年11月中旬から第3波が本格化し、政府は社会的距離の確保レベル(全5段階)を段階的に引き上げてきた。現在は首都圏が上から2番目の第2.5段階、首都圏以外が第2段階で、これと併せて5人以上の私的な集まりを禁止する措置も取っている。その期限は2週間延長されて今月31日までとなっており、さらに延長するかどうかを決めなければならない。
社会的距離の確保のレベルを決める際に主な基準となる直近1週間の1日当たり新規市中感染者は、300人台に下がった後、再び400人台に増えた。これは第2.5段階に該当する。
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