韓国　けさのニュース（１月２８日）

◇サムスン電子　２０年通期の営業益２９%増サムスン電子が２８日発表した２０２０年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は３５兆９９３９億ウォン（約３兆４０００億円）で前年比２９．６%増加した。売上高は同２．８%増の２３６兆８０７０億ウォン、純利益は同２４．５%増の２６兆４０７８億ウォンだった。２０年１０～１２月期の業績をみると、営業利益は９兆４７０ウォンで、前年同期比２６．４%増加した。売上高は６１兆５５１５億ウォン、純利益は６兆６０７１億ウォンだった。◇政府　コロナワクチン接種計画きょう発表　　中央災難（災害）安全対策本部と中央防疫対策本部によると、政府は２８日午後の定例会見で新型コロナウイルスのワクチン接種実施計画を発表する。ワクチンの接種を指揮する責任者である鄭銀敬（チョン・ウンギョン）中央防疫対策本部長兼疾病管理庁長が発表を行う。実施計画には、具体的な接種対象者や接種機関、実施基準、接種後の副反応の管理システムなどの内容が盛り込まれる見通しだ。◇政府　英国からの航空便停止を来月１１日まで延長　政府が、英国で見つかった新型コロナウイルス変異種の国内流入を防ぐため、同国からの航空便の運行停止措置を再び延長した。在英韓国大使館のホームページによると、２８日までの予定だった同措置は来月１１日まで２週間延長された。同措置は昨年１２月２３日に始まったが、延長が繰り返された。最近は英国や南アフリカ共和国などを中心に従来型の新型コロナウイルスよりも感染力が強いとされる変異種が広がり、防疫当局は海外からの入国者の防疫管理を強化している。◇気象庁　ソウル全域に大雪注意報発令　　気象庁は２８日午前９時、ソウル全域に大雪注意報を発令した。大雪注意報は２４時間に５センチ以上の積雪が予想される場合に発表される。◇新捜査機関設立の根拠となった法律　きょう違憲性判断　　憲法裁判所は２８日、政府高官らの不正を捜査する新組織「高位公職者犯罪捜査処（公捜処）」の設立根拠となった「公捜処設置および運営に関する法律」が違憲かどうかを判断する。最大野党「国民の力」の前身、未来統合党の国会議員らは昨年２月、公捜処は「超憲法的な国家機関」であるとして同法の違憲性を問う訴訟を起こした。国会議員らは、政府から独立した機関をうたう公捜処は三権分立の原則に反すると主張した。