チョン首相はこの日午後3時、ソウル中区の韓国プレスセンターで外信記者政策討論会を開催し、「韓国の新型コロナウイルス診断技術と経験が世界の防疫に貢献したように、治療と予防においても大韓民国が世界に貢献できることを願っている」と述べた。チョン首相はこの日、英語ですべて発言した。
チョン首相は「マスコミは韓国社会の鏡と窓という」とし「国内メディアが我々自身を映して見る鏡なら、外信は疎通を通じて世界に進む開かれた窓」と明らかにした。
続いて「私は今日この時間を通して、その疎通の窓がより大きく開き、世界とともに対話をし、その力で私たちが一つになることを願う」と述べた。
また「今、地球は新型コロナウイルスと共に生きている」とし「この時期に苦しんでいる多くの世界の人々に、慰めとともに互いに助け合って力を合わせ、人類が直面している危機を共に乗り越えようという同志愛と希望の言葉を伝える」と付け加えた。
チョン首相は昨年1月20日、国内初の新型コロナウイルス感染者が発生してから1年が過ぎたとし、「この1年間、韓国国民は、『危機の中でより強くなる大韓民国』を改めて確認する時間だった」と振り返った。
さらに「韓国国民は政府の足りない部分を、個人の犠牲と献身、連帯と協力でしっかり埋めてくれた」とし「K-防疫が世界の注目を集めることができたのは、国民一人一人が積極的に実践してくれた参加防疫のおかげ」と明らかにした。
また、「国民の皆さんの参加と防疫は、経済でも力を発揮した。多くの国が国境を封鎖した時、韓国は開放を選択した」とし「その結果、世界的な経済危機の中でも、2020年はマイナス1.0%の経済成長を記録した」と説明した。
また「逆成長は残念だが、OECD加盟国の中で最も高い成長率になるとみられる」とし「すべて韓国国民と一緒に成し遂げた結果だ。深い感謝と尊敬を込めて送る」と述べた。
チョン首相は、韓国の防疫を世界に知らせた外信に感謝の意を表した。
続いて「今年の大韓民国は新型コロナウイルス防疫完了に向けて最善を尽くしている」とし「来月から韓国はワクチンと治療剤を同時に使用できようになる。政府は11月までにワクチン接種を終え、集団免疫を形成することを目標としている」と説明した。
また「今年、韓国政府は、新型コロナウイルス克服の基盤の上で奪われた日常を取り戻し、経済を回復し、国民格差を減らし、共に豊かに暮らす大韓民国を作る一年になるよう最善を尽くす」とし「今までそうしてきたように、助け合い共に一緒にしてくれ」と述べた。
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