「1家に1人コロナ検査」全国キャンペーン…浦項市は行政命令も=韓国(画像提供:wowkorea)
「1家に1人コロナ検査」全国キャンペーン…浦項市は行政命令も=韓国(画像提供:wowkorea)
「1家に1人は新型コロナ検査を受けましょう」

国内の新型コロナウイルス拡散がやや落ち着いたことで、全国の自治体が家族間の接触による感染を防ぐため、26日一斉にキャンペーンを行う。

新型コロナウイルス感染者が一度発生すれば、家族や知人間の伝播など地域社会感染が増加するためだ。

実際に新型コロナウイルス流行初期の第1・2次流行の場合、宗教施設、病院、教習所などの多重利用施設を通じ集団感染が発生したとすれば、第3次流行は地域社会に感染が幅広く拡散したことで再拡散したものとみられている。

これを受け最も先にキャンペーンを開始したのはソウル市だ。ソウル市は昨年末から「1世帯当たり1人コロナ先制検査」キャンペーンを実施した。

外部活動が多い人が代表で臨時選別検査所において無料で先制検査を受けるというものだ。

血縁と関係なく住居と生計を共にする家族構成員のうち1人が検査を受けることで、家族・知人間の感染を遮断するためだ。

プサン(釜山)市も最近「1家に1人コロナ検査」キャンペーンに参加した。家族の中で社会活動が多い釜山市民を対象に、旧正月(ソルラル)の連休までに臨時選別検査所を訪問し検査を受けるよう奨励したものだ。

このほか、キョンブク(慶北)アンドン(安東)市もキャンペーンを展開している。

こうした中、慶北ポハン(浦項)市は「行政命令」を下したことで注目を集めている。すべての世帯で1人以上が検査を受けるよう行政命令を下したのは全国で浦項市が初めてだ。

行政命令は今月31日までで、検査対象者だけで計約20万人に達するものと伝えられた。

ただ、オンライン上ではこうしたキャンペーンや浦項市の行政命令をめぐってさまざまな意見が出ている状態だ。これにより実際にどれだけの人が検査に参加するかに関心が集まっている。

各自治体は旧正月の連休が終わる2月14日まで、臨時選別検査所において無料で検査を提供する計画だ。
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