英国リサーチ会社・エアフィニティーの創設者であるラスムス・ベック・ハンセン代表は24日(現地時間)、ロイター通信に「日本は10月まで集団免疫の基準であるワクチン接種率75%に達しないだろう」と述べた。
同氏は「日本が(ワクチン接種の)ゲームにかなり遅れているようだ」とし「日本は米国産ワクチンに依存しているが、現在では日本が大量のワクチンを得る可能性は見込めない」と説明した。
続けて、「日本の初期接種計画は、ファイザー社のワクチンに依存しており、特に脆弱だ」と指摘した。ファイザー社がワクチン開発を支援した米国政府にワクチンを優先供給することにしたため、日本との契約分に支障をきたす可能性があるというのが同氏の説明だ。
ロイター通信は「日本はアジアで最も大量のワクチンを確保したが、現在は世界的にワクチンの供給が円滑でない状況だ」とし「今年半ばまでに希望する国民全員が接種を受けることができると約束した菅義偉首相に打撃となるだろう」と指摘した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 99