集団感染が発生したIEM国際学校=24日、大田(聯合ニュース)
集団感染が発生したIEM国際学校=24日、大田(聯合ニュース)
◇新規コロナ感染者 再び400人超に 韓国の中央防疫対策本部は25日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から437人増え、累計7万5521人になったと発表した。市中感染が405人、海外からの入国者の感染が32人だった。1日当たりの新規感染者数は24日(392人)に比べ45人増えた。休日は検査件数が減り、新規感染者が減少すると予想されたが、宗教団体が運営する中部・大田の非認可教育施設「IEM国際学校」で約120人の感染が確認され、感染規模が大きくなった。◇サムスントップが再上告せず 実刑判決「謙虚に受け入れる」 韓国前大統領らへの贈賄罪に問われ、差し戻し控訴審で実刑判決を言い渡されたサムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が判決を受け入れると表明した。李氏の弁護人は「判決を謙虚に受け入れ、再上告しないことにした」と発表した。特別検察官側がこの日のうちに再上告しなければ、李氏の判決はこのまま確定する。ソウル高裁は18日、前大統領の朴槿恵(パク・クネ)氏らへの贈賄罪などを有罪として李氏に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡し、李氏を法廷で拘束した。◇北朝鮮の元クウェート大使代理 韓国に入国か 北朝鮮の元駐クウェート大使代理が韓国に入国し、滞在していることが消息筋の話で分かった。同筋によると、2017年9月に国連安全保障理事会で対北朝鮮制裁決議が採択され、当時の徐昌植(ソ・チャンシク)駐クウェート大使が追放された後に大使代理を務めたリュ・ヒョヌ参事官(当時)が家族とともに脱北し、韓国に入国したという。入国したのは2019年9月とされる。◇北朝鮮メディア バイデン米大統領の当選に初言及 北朝鮮の対外宣伝メディア「朝鮮の今日」は23日、韓国のインターネットメディアを引用して米連邦議会占拠事件を伝え、「米議会はこの日、バイデンを当選者として宣言できず、翌日になって当選者として確定させた」と報じた。昨年11月の米大統領選以降、北朝鮮メディアがバイデン氏の当選を伝えるのは初めて。◇野党・正義党代表 セクハラ疑惑で辞任 革新系野党「正義党」の金鍾鉄(キム・ジョンチョル)代表が、セクハラ疑惑のために党代表を辞任した。正義党の関係者は「金代表はセクハラ疑惑を認め、党代表を退くことにした」と伝えた。被害者は同党の女性国会議員で、刑事告発はしないという。ただ、同党はジェンダー問題に積極的に取り組んできただけに、大きな打撃を受けるとみられる。◇ソウルのマンション 半分が8500万円超 不動産情報サイトの不動産114が公表した資料によると、ソウル市内のマンション約127万7000戸の相場価格を分析したところ、今月15日時点で9億ウォン(約8500万円)を超えるマンションは66万3291戸と、全体の51.9%を占めた。同市で9億ウォン超のマンションが占める割合はここ3年間で2倍以上に拡大した。◇文大統領支持率43%に上昇 8週ぶり4割超え 世論調査会社、リアルメーターが発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より5.1ポイント上昇した43.0%だった。昨年11月第4週以来、8週ぶりに40%台を回復した。リアルメーターは文大統領が新年記者会見を通じ、さまざまな課題を乗り越えようとしたことが支持率上昇の要因に挙げられると分析した。不支持率は4.4ポイント下落の53.2%だった。◇米男子ゴルフ キム・シウが3年8カ月ぶり優勝 米男子ゴルフのアメリカン・エキスプレスは米カリフォルニア州ラキンタのPGAウエスト・スタジアムコース(パー72)で最終ラウンドが行われ、韓国のキム・シウ(25)が通算23アンダー、265で優勝した。3年8カ月ぶりの勝利で、ツアー通算3勝目。今回の優勝により2023年までのシード権を得た。4月のメジャー大会「マスターズ」にも出場できる。
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