文大統領はこの日の午後3時、青瓦台(韓国大統領府)で国家安全保障会議(NSC)全体会議および部署業務報告を主宰した場で「ハノイ会談の決裂以降 長い膠着状態から一日も早く抜け出し、米朝対話と南北対話に新たな突破口を築き、平和の時計が再び動き出すよう、最善を尽くしてくれることを求める」と語った。
文大統領は「政府は、国民と共にバイデン新政権の発足を心からお祝いする」とし「国民の統合の中で よりよい米国を再建していくことを願い、わが政府とともに米韓同盟を一層 強固に発展させていくことを期待する」と語った。
特に 朝鮮半島平和プロセスについて「“意志のあるところに道はある”ということだ。平和と繁栄の朝鮮半島は、民族全ての宿願だ」とし「政府はバイデン米新政権とともに、朝鮮半島平和プロセスの進展のために引き続き緊密に協力し、北朝鮮とも対話と協力の道へと戻るために最善の努力を傾けていく」と語った。
文大統領はこの日「朝鮮半島を含めたインド・太平洋地域の秩序が、急激な転換期に入っている」とし「強固な米韓同盟とともに周辺国との協力関係を一層 発展させ、今の転換期を我々の時間としていかねばならない時だ」として、東北アジアの国々との関係の方向についても提示した。
日本については「隣国である日本とは、過去にとどまらず 共に知恵を集め、建設的で未来指向的な関係へと発展させていかなければならない」とし「特に 今年の東京オリンピックを、新型コロナから安全な大会として成功させることができるよう協力しながら、日韓関係の改善と東北アジアの平和進展の機会とすべきだ」と語った。
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