韓国がウクライナの原子力発電事業とウラン鉱開発に参入する道が開かれた。
 産業資源部が1日に明らかにしたところによると、李載勲(イ・ジェフン)第2次官を団長とする資源協力団が先月25~26日にウクライナを訪問、原子力・ウラン協力実務会議を行い、この分野の開発協力に関する覚書(MOU)を締結した。ウクライナが原子力発電所の建設・運営に対する韓国の積極的な参入を求めたのに対し、韓国は原子力発電協力とウラン開発を連携して進めることを提案した。

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 ウクライナは下半期にも、国営の原子力発電会社エネルゴアトムの実務グループを韓国に派遣する。韓国の原子力発電技術や施設を視察し、ウラン共同開発プロジェクトを具体的に詰める予定だ。

 ウクライナは15基の原発を運営し全体発電需要の48%を原発に依存している。ウラン埋蔵量は世界11位レベル、生産量も年間800トンで世界9位を記録している。資源分野協力の可能性が大きい国ながら、これまで具体的な実績はなかった。

 このほか両国は、大韓鉱業振興公社が2500万トンと推定される銅鉱の探査事業を現地企業と共同で進めることにも合意した。


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