韓国　けさのニュース（１月２１日）

◇文大統領　バイデン氏に祝意「朝鮮半島平和のため共に進む」　文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２１日、自身の交流サイト（ＳＮＳ）にバイデン米大統領の就任を祝い、「韓国は自由に向けた米国の道を信頼し、強固な同盟として、朝鮮半島と域内の平和と繁栄のため共に進んでいく」と韓国語と英語で投稿した。文大統領は「保健、安全保障、経済、気候変動などグローバルな課題での連携を通じ、韓米同盟が一層強化されることを信じる」とし、「米国は必ず『より良い再建』で世界を驚かせると思う」と強調。「バイデン政権のスタートに韓国も同行する。一緒に進もう」と呼び掛けた。◇新規コロナ感染者４０１人　２日連続で４００人台　韓国の中央防疫対策本部は２１日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から４０１人増え、累計７万３９１８人になったと発表した。市中感染が３８０人、海外からの入国者の感染が２１人だった。１日当たりの新規感染者数は２日連続で４００人台となった。◇政府高官の不正捜査する新組織　きょう発足　政府高官らの不正を捜査する新組織「高位公職者犯罪捜査処（公捜処）」が２１日、正式に発足する。公捜処設立準備団の関係者によると、この日午後に金鎮ウク（キム・ジンウク）初代公捜処長の就任式が行われた後、看板の除幕式が開かれる予定だ。公捜処長の任期は３年。金氏は公捜処の規則公布、次長の任命、人事委員会の構成などに取り掛かる。◇トップ再収監から４日　沈黙守るサムスン　前大統領の朴槿恵（パク・クネ）氏らへの贈賄罪などに問われたサムスングループ経営トップの李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子副会長が差し戻し控訴審で懲役２年６カ月の実刑判決を言い渡され、収監されてから４日目になるが、サムスンはこれといったメッセージを出さず沈黙を守っている。李氏が最初に収監された４年前には「裁判で真実を明らかにする」と表明したが、今回の収監ではこれまで立場を明らかにしていない。サムスン電子の関係者は「原則的に李在鎔副会長個人の裁判であるため、会社として公式の立場は出さなかった」と述べた。