智異山、五台山、月岳山、小白山の4つの国立公園が、国連環境計画(UNEP)の世界保全モニタリングセンター(WCMC)から国際的な国立公園と認定された。
 国立公園管理公団が1日に明らかにしたところによると、4つの国立公園はこれまで、国際自然保護連合(IUCN)が定める自然保護地域に関するカテゴリーのうち「景観保護地域(V)」に属していたが、先ごろ「国立公園(II)」に昇格した。カテゴリーは自然保護地域の管理の度合いを示すもので、「景観保護地域」は観光・保養地としての価値が認められた地域、「国立公園」は生態系が自然に近い形で十分に管理されている地域を指す。

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 UNEPの保護地域データは、経済協力開発機構(OECD)の環境パフォーマンス評価や世界経済フォーラム(WEF)の環境持続可能性指数(ESI)などの基礎データに活用されることから、管理公団は国立公園への昇格が対外的な環境パフォーマンス評価に好影響を与えるものと期待を寄せている。

 韓国はこれまで、国立公園20か所がすべて景観保護地域に分類されていたが、昨年1月に雪岳山がはじめて国立公園に昇格した。


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