韓国首相「COVAXワクチン5万人分、2月初・中旬に接種目標」(画像提供:wowkorea)
韓国首相「COVAXワクチン5万人分、2月初・中旬に接種目標」(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均)首相は20日、「新型コロナウイルスのワクチンを世界各国で共同購入して分配する国際的枠組COVAX(コバックス)ファシリティーから、ワクチン5万人分を来月初めか中旬に導入して接種することを目標に準備している」と明らかにした。

 丁首相は同日午前、MBCのラジオ番組に出演し、「COVAXファシリティーと契約した1000万人分のうち、最初の物量が2月に到着する可能性がある。5万人分を協議中」と述べた。

 また、「2月の初・中旬に最初の接種が始まることは可能か」という質問に対し、「そうしようと万全の準備をしている。1次接種は医療陣である可能性が最も高い」とし「現在TFで医療陣、高危険群など、どんな順序にするか議論している」と説明した。

 政府の営業制限措置施行による損失などを憲法の「行政上の損失補償」条項に基づく補償を行うべきとの指摘については、上半期中の立法を目標としていると回答した。

 丁首相は「原則、趣旨には賛成する」とし「営業禁止や制限は防疫目的のために行っているが、天災地変とは違う。こうした状況に備えた法と制度の整備が必要だ」と述べた。

 続けて「予算を執行する根拠が準備されなければならないため政府も苦心しており、国会も与野党を問わず、法案が提出されている」とし「国民に合法的に補償する道が開かれなければならない。毎週月曜日に大統領に週例業務報告を行う席でも数回議論し、共感が形成された状態」と述べた。

 丁首相は「新型コロナが長く続くと思えず、防疫に集中した。営業を停止しなければならない状況の前に防疫に成功する考えだった。営業を禁止させようという考えを持っていない側面もある」とし「今年は立法できるよう、上半期中にこうした努力が成果を出せるよう最善を尽くすつもりだ」と説明した。

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