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韓国 けさのニュース(1月19日)
◇サムスントップ収監 グループは非常経営に突入 前大統領の朴槿恵(パク・クネ)氏らへの贈賄罪などに問われたサムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が18日の差し戻し控訴審で懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡されて再び拘束されたことで、サムスンは非常経営体制に突入せざるを得なくなった。李氏は収監中にも主な懸案の報告を直接受けて「獄中経営」を行うとみられるが、経営への関与は難しくなることからグループ会社の最高経営責任者(CEO)の責任はさらに重くなりそうだ。◇ソウルで暮らす女性の家事労働時間 男性の3.6倍 ソウル市とソウル市女性家族財団が統計庁の資料と同市の調査資料などを分析した結果、ソウルに住む15歳以上の女性の1日当たりの家事労働時間は2時間26分、男性は41分で、女性の家事労働時間が男性の3.6倍に上った。ソウルの共稼ぎ夫婦世帯では、女性の家事労働時間が2時間1分、男性は38分だった。共稼ぎ女性の家事労働時間は男性の3.7倍と、全世帯の平均に比べて女性の負担がより大きかった。◇セウォル号沈没事故 検察特別捜査団がきょう最終結果発表 南西部の全羅南道・珍島沖で2014年に起きた旅客船セウォル号沈没事故に関する検察の特別捜査団が1年2カ月間の活動を終え、19日午後に最終的な捜査結果を発表する。この日の特別捜査団の発表では、事故当時に法務部が捜査チームに圧力をかけたとされることなど、結論が出ていない疑惑に対する捜査結果が公開されるとの見方も出ている。◇コロナ治療施設入所者の24%にうつ症状 ソウル大病院公共診療センターのソン・ジフン教授の研究チームは、新型コロナウイルス感染者のうち無症状者や軽症者を収容する生活治療センターの入所者107人の精神の健康状態を分析した結果、入所初週に中等度以上のうつ症状を訴えた患者が24.3%に上ったと明らかにした。ソン教授は「韓国社会でもコロナ患者を排斥したり偏見の目で見たりしないよう社会的烙印(らくいん)を最小化し、誰でもかかる可能性がある疾患だという考えで温かく見守ることが最も重要だ」と強調した。