14日、疾病管理本部中央防疫対策本部によると、首都圏の最近1週間の地域発生感染者は413.4人で、前週(574.4人)よりも161人減少した。非首都圏も258.6人から179.9人と減少傾向を示し、第3次流行のピークは過ぎたとみることができる。
ただし、減少傾向は遅れている状況である。集団感染は減少したが、最近2週間の感染経路の割合をみると個人間感染の割合が約40%まで増加した状態だ。
いまだに地域社会内において、どこで誰から感染しているのかを把握できない静かな感染が続いているため、数値を下げるのに限界がある状況だ。
新型コロナ感染者のうち約20%は無症状であり、感染経路が不明で調査中の患者も、最近2週間で24%にのぼる。第1次流行が終わり状況が安定したときは、この数値は一桁に過ぎなかった。
問題は、このような状況下で、先週末の首都圏の移動量が増えたということだ。中央災難安全対策本部によると、9日、10日の首都圏の週末の移動量は、今月2日、3日の週と比較し3.6%増加した。同じ期間の非首都圏の週末の移動量9.1%減とは対照的である。
防疫当局も悩んでいる。国民経済を考えざるをえない状況下で、かろうじて落ち着かせている感染拡大傾向が、警戒レベルの引き下げによって再び火がつく可能性を排除できないためである。また、旧正月連休まで半月も残っていないなど、ワクチン接種開始まで、まだ複数の峠が残っているという点も懸念される。
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