韓国、アイドルを扱う性的創作物への処罰求める声…国会議員も同調(画像提供:wowkorea)
韓国、アイドルを扱う性的創作物への処罰求める声…国会議員も同調(画像提供:wowkorea)
男性アイドルを素材とした性的な創作物である「アルペス」(RPS)を廃止、処罰してほしいという韓国大統領府への請願が大きな注目を集めている中、「国民の力」議員であるハ・テギョンも「直接確認してみたら衝撃的で、第2のn番部屋事件(アプリ内での性犯罪)だった」と請願関係者に同調した。

アルペスは「Real Person Slash」の略で、ファンが自分の好きな実際の芸能人やアイドルを主人公として書いた小説や漫画など、いわゆる「ファンフィクション」である。主に男性芸能人や女性アイドルの間の同性愛、性的暴行などを扱った小説が多いが、最近の画像、動画なども増えてきている。

アルペスについて今月11日、大統領府の国民請願掲示板には、「平均年齢が若いアイドルという職業の特性上、被害者の多くは未成年者か、成人になったばかりのような子供たちだ」とし「まだ価値観の形成も十分でない子どもたちが、このような残酷な性暴力の文化にさらされて受ける混乱と苦痛は測り知れない」と批判した。

請願人は「積極的な行政措置により一刻でも早く「アルペス」利用者を捜査、処罰してください、また実在の人物を対象とした性犯罪小説が流通しないようSNSの規制案も設けてください」と訴えた。

この請願は、投稿二日で16万人(13日午前7時08分現在、16万1057人)を超えて、大統領府の回答条件(公開30日以内に20万人以上の同意)をすぐに満たすとみられる。

ハ議員は「これは1世代アイドル時代から存在したファンたちの文化であり、ファンたちの妄想にすぎないため不法でもなかった。しかし裁判所は最近、児童・青少年が登場するポルノを流布した男性に罰金を課し、それを手伝ったプラットフォーム会社の責任も問うている」と強調した。
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