29日に公開される『スカーレットレター』のピョン・ヒョク監督、翌26日に公開される『So cute』(監督:キム・スヒョン)のチャン・ソヌ監督、『高校教師~恋の教育実習~』のチョン・チョシン監督がそれだ。
オム・ジウォン の最新ニュースまとめ
フランス留学経験のあるピョン・ヒョク監督(写真)は、『スカーレットレター』でウェービーヘアに優雅な燕尾服で身を包み、指揮棒を振った。
留学時代、教会で実際に指揮をとるなど、音楽に造詣が深いピョン監督は、自ら指揮者を演じたいと、突然俳優デビューした。劇中には後姿しか登場しないが、オム・ジウォンがチェロを演奏するシーンで、優雅に指揮棒を振るうピョン監督の後姿に見覚えがある。
チャン・ソヌ監督は『So cute』へ、純粋に俳優として参加した。『つぼみ』と『バッドムービー』で助監督を任された関係で、キム・スヒョン監督の積極的な“プロポーズ”を受けたチャン監督は、考えた挙句、ムダン(いたこ)の長老役でカメラの前に立った。
チャン監督は、メイキングフィルムを撮るだけでも緊張し、足を震わせていたが、いつしか役になりきり、「カット!」の声がかかったとたん、一番最初にモニター前に走った。スニ(イェ・ジウォン)を挟んで、息子たちと“痴話げんか”を起こすハチャメチャな父親役である。東洋哲学に関心が深い上、こっけいな表情まで、ムダンそのままだと評判だ。
『高校教師~恋の教育実習~』のチョン・チョシン監督は、演技経験が豊富だ。
去る98年、シン・スンス監督の『エキストラ』で脇役としてデビューしたチョン監督は、「当時、クレジットロールで5番目の重要な役を任された」と声に力を込めた。その後、自らメガホンを取った『夢精期』で露天商役、『南男北女』でクラブDJ役と、ちょこちょこ顔を見せ、撮影中である『高校教師~恋の教育実習~』へも出演を考えている。
チョン・監督は「女子校の前に現れる“バーバーリーマン(露出狂)”のシーンで、通行人として出ようと思っているが、とにかく上半身は映るようにしたいので、登場する適当なタイミングを探している」と、演技への愛情を語った。
スクリーンで、俳優に混ざっている監督を発見するのも、また違った楽しみである。
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