新型コロナに36人が追加感染…それでも中断はない＝イングランド・プレミアリーグ

現地時間で今月5日0時から3回目の封鎖措置を取った英国内の新型コロナウイルス感染症の状況が依然として深刻な水準を見せている。イングランド・プレミアリーグ(以下EPL)内では、感染者が相次いで発生している。それでも、EPL事務局は「中断はない」という立場を変えていない。

EPL事務局は12日(以下、日本時間)、ホームページを通じて、今月4日から10日まで実施した新型コロナウイルスの検査結果を発表した。選手とスタッフなど計2593人が検査の対象となったが、36人の新たな感染者が発生した。

事務局は「陽性反応が出た選手とスタッフは、今後10日間の自己隔離に入る」とし「(陽性反応を示した)個人や所属クラブについての情報は提供しない」と発表した。

年末に実施した検査でも、関係者が感染していることが確認されたが、EPL事務局と構成員らは、日程の中断などは考慮しない雰囲気だ。感染者が発生したクラブチームが要請すれば、試合を延期する程度となっている。