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韓国 きょうのニュース(1月11日)
◇文大統領が新年の辞 韓日関係「未来志向的発展へ引き続き努力」 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、青瓦台(大統領府)で国政運営の方向を示す新年の辞を発表し、韓日関係について「未来志向的発展のためにも引き続き努力していく」と述べた。また、今年は南北が国連に同時に加盟してから30年になるとしながら、「朝鮮半島の平和と繁栄が国際社会にも寄与するということを南北が手を取り合って証明しなければならない」と述べた。新型コロナウイルス感染症のワクチンについては「優先順位に従ってすべての国民が順次、無料接種できるようにする」と表明。2月から全国民を対象にした無料接種を実施するとした。◇新規コロナ感染者41日ぶり400人台に 「第3波」ピークアウトか 中央防疫対策本部は、11日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から451人増え、累計6万9114人になったと発表した。市中感染が419人、海外からの入国者の感染が32人だった。1日当たりの新規感染者数は今月8~10日は3日連続で600人台となったが、この日は先月1日以来、41日ぶりに400人台にとどまった。昨年11月中旬から本格化し、1日当たりの感染者が一時1200人を超えた流行「第3波」の勢いは弱まりつつある。ただ、新規感染者数の大幅な減少は休日で検査数が減ったことも影響したとみられる。◇北朝鮮 「深夜軍事パレード」実施か 韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が10日の深夜時間帯に平壌の金日成広場で朝鮮労働党大会と関連した閲兵式(軍事パレード)を実施した模様だと明らかにした。軍事パレードが本行事なのか予行練習なのかも含め、韓米の情報当局が動向を精密に追跡中だと伝えた。北朝鮮は今月5日から党大会を開催している。◇朴槿恵・李明博氏の赦免 「国民統合に寄与できない」56.1% 世論調査会社リアルメーターが発表した大統領経験者に対する赦免の国民統合への寄与度に関する世論調査の結果によると、収監中の朴槿恵(パク・クネ)前大統領と李明博(イ・ミョンバク)元大統領の赦免が国民統合に「寄与できないだろう」とする回答が56.1%を占めた。「寄与できるだろう」は38.8%、「分からない」は5.1%だった。◇TPPへの加盟検討へ 政府が経済戦略 政府は環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を積極的に検討することを明らかにし、国内の制度改善など事前準備に取り掛かることを決めた。米国のバイデン新政権とは気候変動への対応、保健・防疫など主要分野での協力を強化する方針だ。政府は洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官の主宰で対外経済閣僚会議と対外経済協力基金(EDCF)運用委員会を開き、これらを含む「2021年対外経済政策推進戦略」を確定した。