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韓国 きょうのニュース(1月8日)
◇慰安婦被害者が勝訴 地裁が日本政府に賠償命令 韓国で旧日本軍の慰安婦被害者が日本政府を相手取った損害賠償請求訴訟で初めて勝訴した。ソウル中央地裁は8日、慰安婦被害者12人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟で、原告1人当たり1億ウォン(約950万円)の賠償を命じた。慰安婦被害者が日本政府に損害賠償を求めて韓国の裁判所に起こした訴訟は数件あるが、判決が出たのは今回が初めて。◇朴槿恵・李明博氏の赦免 賛成37%・反対54% 世論調査会社、韓国ギャラップは8日、全国の18歳以上の1001人を対象に5~7日に実施した世論調査の結果を発表した。収監中の朴槿恵(パク・クネ)前大統領と李明博(イ・ミョンバク)元大統領の赦免について尋ねたところ「現政権が実施すべきだ」との回答が37%、「現政権が実施してはならない」との回答が54%だった。◇サムスン電子 20年営業益29.5%増 サムスン電子が8日発表した2020年10~12月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は9兆ウォン(約8550億円)で、予想以上の好業績を記録した前期を下回ったが、前年同期に比べると25.7%増加した。これにより20年通期の営業利益は前年比29.5%の35兆9500億ウォンとなった。10~12月期は半導体の価格下落やスマートフォン(スマホ)の販売不振などがみられた一方で、新型コロナウイルス感染症による非接触・非対面の需要や巣ごもり需要の増加が追い風となった。◇文大統領 11日に「新年の辞」 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が11日に「新年の辞」を発表し、就任5年目を迎える今年の国政運営方針を表明する。青瓦台(大統領府)の康珉碩(カン・ミンソク)報道官が8日の記者会見で明らかにした。新型コロナウイルスの克服を強調し、新年の国政のキーワードとして統合と回復、先導国への飛躍などを提示。達成に向けた構想を打ち出すとみられる。朴槿恵氏と李明博氏の赦免問題についても言及するか注目される。◇総合株価指数が大幅続伸 約4%高で最高値更新 8日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は大幅に続伸した。終値は前日比120.50ポイント(3.97%)高の3152.18となり、連日で過去最高値を更新した。上昇幅は昨年3月24日(127.51ポイント)に続き、過去2番目の大きさ。