韓国世論調査専門企業“リアルメーター”が 韓国内の500人以上を対象に調査した結果、2人の元大統領「恩赦」への賛成は47.7%、反対は48.0%となった。
革新系である与党の支持層では 恩赦反対の回答が88.8%、保守系である野党第一党“国民の力”の支持層では 恩赦賛成が81.4%となり、支持政党によって賛否がはっきりと分かれた。無党派層では恩赦賛成が50.0%、反対が41.1%と集計された。
このような恩赦問題により、与党支持層の間では イ与党代表への辞任要求が出てくるほど激しい反発を招いている。ただ イ代表が「国民統合」の観点から中道層に訴えかけているという点を踏まえると、今回の恩赦問題の提起が 今後 中道層によるイ代表支持率上昇へとつながる可能性もある。
リアルメーターのキム・ボンシン首席部長は、韓国総合ニュース通信社“ニュース1”とのインタビューで「恩赦問題により、与党支持層が覚醒されるという効果が表れた」とし「ただ 恩赦問題は、今後どんな方向へ向かうのかわからない」と語った。
また「中道層でイ代表の支持率がどんな方向へと向かうのか、青瓦台(韓国大統領府)が恩赦問題をどのように受け入れるのかなどが、今後の方向を決定することになるだろう」と推測した。
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