韓国では今年2月から、新型コロナワクチンの接種が始まるものとみられる(画像提供:wowkorea)
韓国では今年2月から、新型コロナワクチンの接種が始まるものとみられる(画像提供:wowkorea)
韓国では今年2月から、医療陣と高齢者を優先に新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が始まるものとみられる。

今日(6日)ホン・ナムギ(洪楠基)韓国副首相兼企画財政相は、非常経済中央対策本部会議兼 韓国版ニューディール関係大臣会議で「2月から医療陣・高齢者を優先に(新型コロナワクチン)接種を始めるよう準備する」と語った。

まず 第一線の医療現場で新型コロナの患者たちと向き合っている医師、看護師などの医療陣が、最も先にワクチンを接種するものと予想される。新型コロナに対応できる医療機能を維持するための必須的人材たちだからである。

その次は 高齢者である。年齢は 新型コロナの致死率に影響を及ぼす重要な要素であり、年齢が高いほど死亡率も急激に上がる。きのう(5日)の0時基準で 新型コロナの致死率(感染者分の死者)は1.55%であるが、80歳以上の場合は17.16%の致死率となり、全体致死率の11倍を越える。

特に 高危険群である療養病院に入院している患者たちが、優先的に接種対象者に選定される確率が高い。

韓国政府は、その次に65歳以上の高齢者、慢性基礎疾患者、小・中・高校・幼稚園などの学校と保育園の教職員、疫学調査官、警察・消防官および軍人などを、優先的な接種対象者として検討中である。

韓国 チャ(車)医科学大学のチョン・ビョンユル医学専門大学院教授は「すでに接種を始めた米国やヨーロッパの基準を参考にして、我々専門家たちが判断することになる」とし「(優先順位は)死亡の可能性のある人々を減らすことを目標に定める」と語った。

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