とどまることなく南下するASFイノシシ…感染経路把握できず拡散の懸念拡大=韓国(画像提供:wowkorea)
とどまることなく南下するASFイノシシ…感染経路把握できず拡散の懸念拡大=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国において、防疫当局が設置した広域フェンスを大きく外れたヨンウォルまで、アフリカ豚熱病(ASF)に感染した野生イノシシの死体が相次いで発見されるなど、ASFウイルスがとどまることなく南下している。

特に今回ヨンウォルで発見されたASF感染イノシシは、感染源と移動経路などが明確に把握されておらず、感染拡大の懸念が高まっている。

6日、江原道防疫当局によると、1日ヨンウォン郡でASFに感染したイノシシの死体6体が発見された。

この地域はこれまでにASF感染のイノシシの死体が発見された場所の中で最南端に位置する。しかし、感染の南下経路と感染源などが把握されておらず、防疫当局が厳しい状況に置かれている。

特に冬はイノシシの繁殖活動などで発生地域が拡大する恐れが大きく、防疫に赤信号が灯った。

環境省は、最近の拡散傾向などを反映した冬の野生イノシシASFブロック対策を推進する一方、ヨンウォルのASF感染イノシシの感染源と移動経路などを調べている。
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