社団法人「暖かい一日」は、「ラーメン兄弟」として知られるインチョン(仁川)市ヨンヒョン(龍現)洞の火災で被害に遭った小学生の兄A君(11)の近況についてこのように明らかにした。
団体は、A君が昨年12月に火傷病棟からリハビリ病棟に移って治療を受け、状態が回復したためこの日、4か月ぶりに退院すると伝えた。
また、顔の部分の火傷はひどくなく、今年から学校にも行く計画だという。
A君は弟が死亡した事実を母親から後に知らされ、数日間悲しんでいたという。しかしその後多くの人たちが助けてくれているという事実を聞き、「直接会ってありがとうと伝えたい」と話している。
また、「友達にも先生にもとても会いたい」、「早く学校に行きたい」との意思も示していると伝えられた。
兄は母親と一緒に仁川都市公社側から与えられた住居で生活する予定だ。
火災事故は昨年9月14日午前11時16分頃、仁川市龍現洞にある兄弟の家で発生した。
火災は母親の留守中に兄弟が2人で食事を準備しようとして発生したものとみられており、その食事が「ラーメン」だったと伝えられたことから、小学生の兄弟は「ラーメン兄弟」と呼ばれた。
この火災で兄は全身に40%、弟は5%ほどの火傷を負った。病院の重患者室で一緒に治療を受け、兄弟は回復しているように思われたが、弟は事故から37日後の昨年10月21日に死亡した。
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