新型コロナの死者1千人、首相「療養病院を先制防疫」=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナの死者1千人、首相「療養病院を先制防疫」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均)首相は5日「直近1か月間、新型コロナウイルスによる死者は440人まで急増し、累積の死者はきょう(5日)1000人を超えた」と明らかにした。

 丁首相はこの日午前、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス対応中央災難(災害)安全対策本部会議を主宰し「老人がいらっしゃる療養病院、療養施設では感染者が重症で悪化し、その結果命を失うケースが増えている」とした上で「先制的な防疫管理が非常に重要だ」として、このように述べた。

 前日(4日)0時基準で死者は981人となった。1日でおよそ20人の死者が確認されたことになる。

 最近、韓国では死者の増加が著しく、療養施設や医療機関など感染脆弱施設でのクラスター(集団感染)事例が全国的に相次いで報告されている。

 丁首相は「われわれが平凡な日常を確保し経済的苦痛を減少させるまで続く新型コロナウイルスとの戦いは、その理由も結局は国民の大切な生命と安全を守るため」とし「各自治体と療養病院、療養施設で政府の緊急医療対応計画を忠実に履行し、防疫当局は履行実態を引き続き点検しながら必要な支援に積極的の乗り出してほしい」と要請した。


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