韓国の政党支持率(2020年12月第5週の中間集計)(画像提供:wowkorea)
韓国の政党支持率(2020年12月第5週の中間集計)(画像提供:wowkorea)
韓国野党第一党“国民の力”の政党支持率が、与党“共に民主党”と0.7pの差で「接戦」となっていることがわかった。市長の補欠選挙が実施されるソウルでは、両党の差がわずか0.3pとなっている。

韓国世論調査専門企業“リアルメーター”が先月28日から31日まで、韓国内 18歳以上の男女2003人を対象に調査し、今日(4日)発表した「12月第5週の中間集計」によると、“国民の力”の支持率は 前回の調査より3.4p下落した30.4%を記録した。

与党は、前回の調査より0.4p上昇した29.7%となった。“国民の力”と、わずか0.7pの差まで迫った。

高位公職者犯罪捜査処の初代処長の候補者指名、内閣改造、ユン・ソギョル(尹錫悦)検察総長の新年の辞、新型コロナウイルス感染症ワクチンの供給合意、ソウル市長補欠選挙の野党統一候補などが、与野党の支持率に影響を与えたものとみられる。

理念性向別では、保守層53.5%・中道層31.2%・革新層12.0%が“国民の力”を支持した。与党は、革新層50.5%・中道層29.0%・保守層13.4%が支持している。

地域別では ソウル(30.8%)、テジョン(大田)・セジョン(世宗)・チュンチョンド(忠清道)(30.7%)、カンウォンド(江原道)(41.7%)、プサン(釜山)・ウルサン(蔚山)・キョンサンナムド(慶尚南道)(40.0%)、テグ(大邱)・キョンサンプクト(慶尚北道)(35.4%)の地域で“国民の力”の支持率が高いという調査結果が出た。一方 与党は、インチョン(仁川)・キョンギド(京畿道)(32.1%)、クァンジュ(光州)・チョルラド(全羅道)(43.9%)、チェジュ(済州)(40.4%)の地域で、高い支持率を得た。ソウルでは 与党が30.5%となり、“国民の力”(30.8%)と0.3pの差で接戦となっている。

世代別では 50代(3.9%)、60代(41.7%)、70歳以上(36.6%)で“国民の力”の支持率が高いという結果が表れた。与党は 18歳から29歳(26.1%)、30代(32.9%)、40代(40.2%)で支持率が上回った。

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