Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40
韓国 けさのニュース(12月30日)
◇新規コロナ感染者1050人 2日連続1千人上回る 中央防疫対策本部は30日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1050人増え、累計5万9773人になったと発表した。市中感染が1025人、海外からの入国者の感染が25人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1046人)に続き、2日連続で1000人台となった。◇済州沖で漁船転覆 乗組員の生存確認も救助難航 29日午後7時45分ごろ、南部の済州島沖で船長を含め7人が乗った漁船(39トン)が転覆した。乗組員の生存は確認されたが、悪天候により救助活動は難航している。丁世均(チョン・セギュン)首相は、全ての艦艇や救助隊を動員し、人命救助と捜索に最善を尽くすよう指示した。◇コロナで「婚姻率低下・少子化進行」 韓国中銀が報告書 韓国銀行(中央銀行)は、新型コロナウイルスが韓国の少子高齢化を加速させるとする報告書を発表した。報告書は、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は2022年に0.72を下回る可能性があると懸念している。研究陣は、新型コロナウイルスによる直接的な人口減少は少ないものの、若年層の婚姻率の低下や少子化が進み、人口変化に相当期間マイナスの影響を及ぼすとの見通しを示した。◇北朝鮮 来月上旬に5年ぶり党大会開催へ 北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、前日に党政治局会議が開かれたと報じた。会議では第8回党大会を来月上旬に開くことなどが決まったという。党大会の開催は5年ぶり。この日の政治局会議は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が取り仕切り、金在龍(キム・ジェリョン)党副委員長が進行役を務めた。党大会の準備状況や議題などを議論、決定したという。◇サムスントップの差し戻し審 きょう結審 前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告らへの贈賄罪などに問われたサムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告の差し戻し審の論告求刑公判が30日、ソウル高裁で開かれる。一審は李被告の罪の一部を有罪と認め、懲役5年を言い渡した。二審は一部の罪を無罪とし、懲役2年6カ月、執行猶予4年を言い渡し、李被告は釈放された。論告求刑公判から判決公判までは通常約1カ月かかるため、李被告が再び収監されるかどうかは来年初めに結論が出る見通しだ。