28日、韓国ソウルの東部拘置所で新型コロナの感染判定を受けた収容者を乗せたバス(画像提供:wowkorea)
28日、韓国ソウルの東部拘置所で新型コロナの感染判定を受けた収容者を乗せたバス(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスによる感染者が大量に発生した 韓国ソウルの東部拘置所では、今後も追加の感染者が発生する可能性があるとみられている。潜伏期間を踏まえると、累積感染者数が1000人を越えるかもしれないという見方も出ている。

3密(密接・密閉・密集)の空間である拘置所の特性から 新型コロナの潜伏期を考慮すると、追加の感染者の可能性が排除できないためである。

専門家たちは 今回の事態の原因として、韓国政府の初動対応の失敗をあげた。時を逸した全数調査、マスク未支給などの防疫の失敗が 拘置所内の感染者の発生につながったと指摘されていることに、チョン・セギュン(丁世均)首相は直接 謝罪し、防疫の失敗を認めた。

専門家たちは 最長2週間の潜伏期などを考慮すると、追加の感染者発生の可能性が高いと伝えた。多ければ1000人を越えるという憂慮も伝えている。今日(29日)の基準で、東部拘置所の職員425人と収容者2419人など計2844人のうち、30%を越える748人が感染判定を受けている。

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