拘置所の収容者が感染防止対策に対する不満を書いた紙を報道陣に示している。1室に感染者8人収容と書かれている=29日、ソウル(聯合ニュース)
拘置所の収容者が感染防止対策に対する不満を書いた紙を報道陣に示している。1室に感染者8人収容と書かれている=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの集団感染が発生し、感染者が計750人を超えている韓国のソウル東部拘置所の収容者から初めて死者が出たことが、29日分かった。  法務部によると、同拘置所に収監中に新型コロナ感染が確認され、外部で治療を受けていた収容者1人が27日に死亡した。 この収容者は感染が確認された後、24日に刑の執行停止の決定を受けて出所していた。基礎疾患があり、血液透析を受けていたという。 疾病管理庁は、この収容者の正確な死因を調べている。 一方、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官は29日午後に同拘置所を訪れ、職員らに感染拡大防止のため最善を尽くすよう指示した。 
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40