カン・チャンイル(姜昌一)駐日韓国大使内定者(画像提供:wowkorea)
カン・チャンイル(姜昌一)駐日韓国大使内定者(画像提供:wowkorea)
日本と韓国に駐在する両国の新任大使が、まもなく公式に赴任するものとみられる。日韓両国は、カン・チャンイル(姜昌一)駐日韓国大使内定者と相星孝一 駐韓日本大使内定者に対して、年内にアグレマン(外交施設に対する駐在国の事前同意)を付与することが、今日(29日)伝えられた。

外交消息筋によると、カン内定者に対するアグレマン付与は 間近だとみられる。日本も相星内定者に対するアグレマンを韓国政府に要請している。

一部では、韓国政府がすでに相星内定者にアグレマンを付与したという話も出ている。ただ 韓国外交部(外務省に相当)は、このことについて公式的な発表をしていない。駐在大使に対するアグレマン付与の場合、当事国が発表する前に相手国が発表しないのが、外交慣例であるためだとみられる。

このように日韓両国が 互いの新任大使に対してアグレマンを付与する動きから、菅義偉首相の就任以降 両国による高位級交流を通じた「関係改善」の可能性がうかがえるとみられている。

一時 日本がカン内定者に対するアグレマンを拒否したり、時期を意図的に遅らせるかもしれないという見方が出ていたが、外交的手続きは 公式的で慣例の水準内で進められるものとみられる。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96