国民の不満膨らむ、ワクチン接種に早急に対する政府の姿勢を見せる時=韓国(画像提供:wowkorea)
国民の不満膨らむ、ワクチン接種に早急に対する政府の姿勢を見せる時=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナワクチンの導入問題をめぐって否定的な世論が増えている。すでに他の国々は接種を開始しているが、韓国政府はようやく購入契約を交わしているということに批判している。

これに対し、防疫当局は28日から毎週月曜にワクチンについての詳細を案内する方針だ。

アメリカで発生したワクチンの副作用報道に対しても「異常反応や情報を集めて情報を収集している」とし「引き続きモニタリングする」と明らかにした。

防疫当局は国民の不安を十分な説明を通じて静めようとしている。しかし、ワクチンの導入や接種時期を大幅に繰り上げるなど、実際の行動が見られない場合、国民の不満を静めるのは困難になる。

ワクチンの確保については「戦争」とまで例えているが、韓国政府は他国に比べても遅れている。

韓国のワクチン接種の時期は、食品医薬品安全処の承認手続きなどを考慮すれば、実際の接種開始時点は21年3月と見られる。

最も早い購入契約を交わしたアストラゼネカワクチンは、まだ臨床結果が出ておらず、食薬医薬安全処に許可申請を行っていないのが現状だ。

政府は従来270日以上かかる手続きを60日以内に短縮し、ワクチンを導入する方針だが、今すぐ許可申請をするとしても、2月内の接種は難しいものとみえる。



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