韓国政府はこれを前に、多国籍製薬会社「アストラゼネカ」のワクチンを来年2~3月から導入すると明らかにし、実際の接種時期は具体化していなかった。しかし、ワクチンが来年2月ごろに導入されると仮定すると、食品医薬品安全署の国家出荷承認など手続きを踏まえ、実際の接種時期は3月ごろになる可能性が高い。
25日、食薬署によると、アストラゼネカは許可前の事前検討のためワクチンの非臨床試験資料を提出し、現在食薬署の確認を受けているという。
一方、韓国への導入が契約されたヤンセンのワクチン(第2四半期)とファイザーのワクチン(第3四半期)も同様の手続きを適用すると、それぞれ第1四半期、第2四半期に韓国国内での許可申請がなされる必要がある。ファイザーはこれを前に、許可前の事前検討のために食薬署に臨床第3相試験まで資料を提出したことがわかった。
チョン・セギュン(丁世均)首相は24日、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス対応中央災難(災害)対策本部会議を主宰し「ヤンセンは当初の物量より200万人分多い600万人分を契約し、来年第2四半期から接種を開始する予定」と言及。また「ファイザーワクチンは1000万人分を契約し、まず来年第3四半期から国内に入る」とし「導入時期を第2四半期に前倒しするため国家次元の力量を総動員し、具体的な交渉が別途に進行している」と伝えた。
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