今日(25日)韓国防疫当局によると、最近 国会で野党“国民の力”の報道官をはじめとして、与党“共に民主党”戦略企画局所属の当職者たち、国会図書館の職員、立法調査処の職員など、新型コロナの感染者が次々と発生している。
感染者が続出している状況にもかかわらず、国会の防疫には隙が多いという内部からの不満が絶えない。「安全不感症」が蔓延しているとして、国会内外で憂慮の声があがっている。
市庁や区庁などの公共機関で感染者が発生すれば、防疫のために該当施設は一時閉鎖される。感染者との接触者を含めて、同じ施設を利用した職員たちに対する全数検査も行なわれている。
しかし 国会では、去る23日 与党の当職者の中から感染者が発生した当時、この当職者が勤務していた議員会館3階の一部だけ防疫措置を行なったが、抗議が多くあがったことで 3階全体に対して防疫措置を行なっている。
感染者の利用した国会の食堂を閉鎖することもなく、感染者を含めた不特定多数が利用したエレベーターなども 防疫措置がきちんとなされていなかった。
韓国 イファ(梨花)女子大学 (モクトン)木洞病院のチョン・ウンミ呼吸器内科教授は「国会議員たちも 不特定多数の人達と会う“高危険職業群”であるため、同じ日に一斉に全数検査を受けることも、追加の感染を防ぐことに役立つだろう」と語った。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96