米国空軍が今月6日から10日まで実施した「クリスマスドロップ作戦」の話だ。この作戦により、グアム・アンダーソン空軍基地を出発した輸送機は、西太平洋ミクロネシア連邦共和国一帯の500以上の島に援助物資を空輸して戻ってきた。今回運ばれた物品は合わせて1.4トン(t)にも及ぶ。
クリスマスドロップは世界で最も古い人道作戦のうちの一つだ。1951年に始まり今年で69回目を迎えた。グアム南部の海上を偵察していた航空機の乗務員が自分に向かって手を振っている島の原住民を見て物資を落としたのが由来だ。
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米空軍は、クリスマスの意味を込めて毎年年末に作戦を展開している。物資を入れた箱には、住民に必要な医薬品、生活必需品と子供のためのおもちゃなどを入れる。ボックス一つの重さは、最大180kgにものぼる。島の住民にとって空から落ちてくる箱はクリスマスプレゼントそのものだ。
今年はコロナの影響で作戦遂行が容易でなかったという。島の住民にウイルス感染する恐れがあるためである。そのため米将兵たちは、14日間基地の外に移動せず、全員陰性判定を受けてから作戦に参加した。物資ボックスは徹底した消毒を行い、輸送機に載せられた。
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