22日、韓国のソウル鍾路区の様子(画像提供:wowkorea)
22日、韓国のソウル鍾路区の様子(画像提供:wowkorea)
韓国政府は 防疫レベル(社会的距離確保)を引き上げるかわりに、別途の防疫指針を追加し続けていることで、実際は 防疫の主体である国民たちの“混乱”が加重されているという指摘が出ている。防疫効果を得ようとするなら 国民たちの積極的な参加が最も重要だが、指針の追加が続くことで “混乱”が大きくなり、防疫の効率性が落ちる可能性があるということである。

今日(24日)ハルリム(翰林)大学 ソンシム(聖心)病院のチョン・ギソク教授は、韓国総合ニュース通信社“ニュース1”とのインタビューで「政府が防疫レベルを5段階に定めたにもかかわらず、(レベルを引き上げず)別途に防疫措置を追加していくという内容は、専門家である私でさえも混乱してしまう状況だ」と指摘した。

チョン教授は「今回の“5人以上の集まり禁止”は、事実上 防疫レベル3段階よりも強力な措置だ」とし「それでも政府は、3段階への引き上げを宣言せず、追加の指針を出すことは、むしろ 地方自治の公務員たちの警戒心と国民たちの緊張感を下げる可能性がある」と強調した。

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