韓国　きょうのニュース（１２月２３日）

◇政府　英国との航空便を３１日まで停止　韓国政府の中央事故収拾本部の尹泰皓（ユン・テホ）防疫総括班長は２３日の定例会見で、英国で確認された新型コロナウイルス変異種の国内流入を防ぐため、同日から３１日まで英国との航空便を一時停止すると明らかにした。英国からの入国者については１４日間の隔離措置を取り、隔離解除後にもＰＣＲ検査を実施する方針を示した。◇地裁がチョ国前法相の妻に懲役４年　娘の不正入学「有罪」　ソウル中央地裁は２３日、チョ国（チョ・グク）前法務部長官の妻で、娘の大学院不正入学を巡る私文書偽造や業務上横領などの罪に問われたチョン・ギョンシム東洋大教授に対し、懲役４年、罰金５億ウォン（約４７００万円）、追徴金１億４０００万ウォンの判決を言い渡し、法廷で身柄を拘束した。地裁は、娘の不正入学に関する起訴事実を全て有罪と判断した。横領については無罪とした。◇コロナワクチン接種　「一日も早く」５５%「安全確認後」４１%　世論調査会社、リアルメーターが発表した調査結果によると、新型コロナウイルスの予防ワクチンについて、「状況が深刻なため、一日も早く接種を始めるべきだ」との回答は５４．９%、「海外と国内とは状況が違うため、もう少し安全性を検証した後に接種すべきだ」は４１．１%だった。年令別では６０代の６６．０%、５０代の５５．８%が緊急性を優先した一方、２０代と３０代では緊急性と安全性を重視する意見が拮抗した。◇２０年もサムスンのテレビ販売好調　１５年連続で世界１位　英調査会社オムディアによると、２０２０年の世界テレビ市場は、新型コロナウイルス感染症対策の外出自粛の影響で販売台数が５年ぶり高水準を記録する見通しだ。メーカー別では韓国のサムスン電子が１５年連続の販売首位を確実にしている。同社は今年、前年比１１．２%増の４９０２万台を売り上げると見込まれる。これは、ソチ冬季五輪とサッカーワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会があった１４年（５２９４万台）以来の高水準となる。