明洞のネイチャーリパブリック(資料写真)=(聯合ニュース)
明洞のネイチャーリパブリック(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国土交通部が23日に公表した2021年の公示地価資料によると、全国の標準地のうち公示地価が最も高いのはソウルの繁華街・明洞にある化粧品ショップ、ネイチャーリパブリックの敷地(169.3平方メートル)で、1平方メートル当たり2億650万ウォン(約1900万円)だった。前年比3.8%上がり、2004年から18年連続で全国標準地の地価トップとなる。

 2位は同じく明洞のウリィ銀行の敷地(392.4平方メートル)で、1平方メートル当たり3.6%上昇の1億9900万ウォン。

 3位は地下鉄・明洞駅前のカジュアル衣料品店ユニクロの敷地(300.1平方メートル)で、1平方メートル当たり1億9100万ウォンと2.7%上がる。ただ、ユニクロは同地に11年にオープンした旗艦店の明洞中央店を来年1月末に閉店すると発表しており、同地の所有者は変わる可能性もある。

 21年の全国標準地の公示地価上昇率は10.37%で、07年(12.40%)以来14年ぶりの高水準となる。

 過去と同様、ソウル市中区の明洞と忠武路にある商業エリアの土地が全国標準地の公示地価トップ10を占めた。


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