療養型病院、療養施設、教会、オフィス、家族・知人との集まりなどを起点に各地でクラスター(感染者集団)の発生が続いており、防疫当局は来週も1日当たり1000~1200人の感染者が発生するとの見通しを示している。
政府は23日から来月3日まで、首都圏での5人以上の集まりを禁止し、24日からはこのような措置を全国の飲食店に拡大する。スキー場などウインタースポーツ施設の運営を停止するほか、初日の出スポットなどの観光名所も閉鎖する。
この日新たに確認された市中感染者は1060人で、前日に比べて238人増えた。地域別にみると、ソウル市が373人、京畿道が299人、仁川市が46人で、首都圏が718人を占めた。
首都圏以外では忠清北道が58人、光州市が35人、大田市が34人、済州道が33人、釜山市が32人、慶尚南道が28人、慶尚北道が25人、大邱市が24人、全羅北道が20人、蔚山市が16人、江原道が13人、全羅南道が12人、忠清南道が11人、世宗市が1人だった。
主な感染事例をみると、ソウル市九老区の療養型病院・療養施設に関連して計107人の感染が確認され、忠清北道の病院3か所で計86人の感染者が発生した。光州市の療養施設でも17人が陽性と判明した。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは32人で、このうち9人は空港や港湾での検疫で判明し、23人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から17人増えて計739人となった。韓国国内の平均致死率は1.41%。
重篤・重症患者は284人で、前日から3人増えた。
22日の検査件数は5万4141件で、前日より4430件少なかった。陽性率は2.02%で、前日の1.48%から上昇した。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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