韓国の新型コロナ新規感染者869人、1週間ぶりに900人未満＝距離確保の効果影響

韓国の疾病管理庁中央防疫対策本部は22日、国内の新型コロナウイルスの新規感染者が869人確認されたと発表した。前日より57人減り、900人を下回ったのは15日0時基準で880人を記録してから1週間ぶり。

　これは通常、診断検査数が減少する週末効果と、首都圏の社会的距離の確保2.5段階効果が混在した影響と推定される。今週後半になるほど、距離確保2.5段階の効果が具体的になるものとみえる。

　新規感染者869人のうち市中感染は824人、海外からの入国者の感染は45人。海外から入国者の感染事例を除いた地域の感染者は首都圏が546人（ソウル309人、キョンギ（京畿）193人、インチョン（仁川）44人）で全体の66.3%の割合を占めた。

　なお、新型コロナウイルスによる死者は前日より24人増えた722人と発表された。重篤・重症患者は前日より7人増えた281人。