新型コロナウイルスの検査を受けようと、大勢の人たちが並んでいる(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査を受けようと、大勢の人たちが並んでいる(資料写真)=(聯合ニュース)
◇新規コロナ感染者869人 2日連続で1千人下回る 韓国の中央防疫対策本部は22日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から869人増え、累計5万1460人になったと発表した。市中感染が824人、海外からの入国者の感染が45人だった。1日当たりの新規感染者数は20日に過去最高の1097人を記録した後、翌日は926人と1000人を切り、この日はさらに57人減少した。◇検事総長の停職処分 取り消し可否巡りきょう裁判所の判断 尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が停職2カ月の懲戒処分の取り消しを求めて起こした訴訟の裁判が22日にソウル行政裁判所で開かれる。尹氏は懲戒の取り消しを求める訴訟とともに停職の執行停止を求める仮処分を申し立てている。裁判所が申し立てを認めれば尹氏は即時職務に復帰するが、棄却されれば2カ月間の停職が続くことになる。処分の執行停止は回復困難な損害が発生する懸念があり、これを防ぐ緊急の必要性がある時に決定される。尹氏は停職中に検事総長としての職務を遂行できなくなり、処分により検察の政治的独立性・中立性が損なわれたと主張している。◇北朝鮮へのビラ散布禁止法公布案を閣議決定へ 政府は丁世均(チョン・セギュン)首相の主宰で閣議を開き、北朝鮮に向けた体制批判のビラ散布の禁止を盛り込んだ「南北関係発展に関する法律」の改正案公布を決定する。14日に国会本会議で可決された同法律の改正案は、軍事境界線一帯でのビラ散布、拡声器を使った放送など南北合意書に違反する行為を行った場合、3年以下の懲役または3000万ウォン(約280万円)以下の罰金を科すことなどを柱としている。与党「共に民主党」は、改正案の処理は南北境界地域の住民の安全のためのやむを得ない措置だとする立場だが、最大野党「国民の力」は表現の自由を制限するとして反対していた。◇首都圏などで煙霧発生 PM濃度も上昇   22日は昼間に煙霧が発生し、粒子状物質(PM)の濃度が上昇する見通しだ。煙霧は湿度が低い場合に大気中に煙やほこりなどの微細な粒子が浮遊し、空がかすんで見える現象。PMの濃度は首都圏、忠清道、全羅道、大邱市で「悪い」(高い)レベルと予想される。気象庁は、大部分の地域で国外からの流入に加え、大気の停滞により国内でPMが発生して濃度が上昇すると説明した。
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