疾病管理庁・中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン本部長は21日、新型コロナウイルスに関する定例ブリーフィングで「イギリスで報告されたウイルス変異による流行について、鋭意注視している」とし「海外流入事例についても、陽性者の検体を確保し、ウイルス変異の有無をモニタリングする計画」と明らかにした。
この日の発表によると、現時点で韓国国内ではイギリスで確認された新型コロナウイルスの変異は発見されていない。
イギリスから韓国に入る航空機を対象に実施している検査でも、現時点では確認されていない。直近2か月間で確認されたイギリス発の入国者はおよそ15人だった。
チョン本部長は「現在までに国内検体およそ1600件について遺伝子分析をおこなったが、イギリスで報告されている変異ウイルスは発見されていない」とし「イギリスから入国した感染者の検体21件について、ウイルス分離後に分析した結果でも変異は確認されなかった」と説明。
その上でチョン本部長は「イギリスからの入国者については隔離解除前に確実に2度の検査を通して、陽性かどうかをしっかりと見極め、陽性の場合には遺伝子の分析を通したウイルス変異の有無を管理する」と伝えた。
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