軍病院3か所を「感染病専門病院」に転換完了、病床470床を確保＝韓国

韓国で新型コロナウイルス患者の病床を確保するため、軍病院3か所を感染病専門病院に転換する作業が完了した。

　国防部（防衛省に相当）は21日、隔離病床80床を備える国軍コヤン（高陽）病院が感染病専門病院の任務を開始したと明らかにした。

　これを前に国防部は、新型コロナウイルス感染者の増加に伴い病床不足問題を解決するため、国軍テジョン（大田）病院、国軍テグ（大邱）病院、国軍コヤン（高陽）病院の3か所を感染病専門病院に転換すると発表していた。

　国軍大田病院と国軍大邱病院は先週から感染病専門病院としての任務を開始し、国軍高陽病院がこの日最後に準備を終えた。

　3か所の軍病院は計470床の病床を支援し、新型コロナウイルス患者の入院および治療を担当する。

　感染病専門病院として転換された軍病院は、軍の医療従事者を最大限に動員させて運営する方針だ。