リアルメーターは、40代、進歩(革新)層、女性などからの支持が一部回復したと伝えている。
特に、新型コロナウイルスの感染再拡大、政府高官らの不正を捜査する独立機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」設置法の与党による改正強行、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官と尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長の対立の収拾といった局面で、文大統領がメッセージを発して自ら乗り出したことが支持率に影響を与えたと分析した。
政党支持率は、保守系最大野党「国民の力」が前週と同じ31.6%で、革新系与党「共に民主党」は0.2ポイント下落の30.6%だった。
リアルメーターは共に民主党の支持率が上向かなかった理由について、慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の前理事長で同党国会議員の尹美香(ユン・ミヒャン)氏の「マスクなし飲み会」が影響を与えたと分析した。
尹氏は飲食店で知人らとマスクを着用せずワインを楽しんでいる写真を自身の交流サイト(SNS)に掲載し、物議を醸した。
このほかの政党支持率は「国民の党」と「開かれた民主党」がそれぞれ7.2%、「正義党」が3.4%となった。
調査はニュース専門テレビ局YTNの依頼を受け、14~18日に全国の18歳以上の2514人を対象に実施された。
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