ただし、韓国政府は診断検査の力量をあげているだけに速いスピードで流行を抑制し、3段階への引き上げだけは何としても避けたいとの思いだ。
首都圏の「社会的距離の確保」2.5段階施行の時点は去る8日で、その効果が本格的に現れる14日後は今週中となる。まだ確実ではないが、効果が徐々に出ているとの評価もある。
20日、中央防疫対策本部によると、この日0時基準の新規感染者は1097人と確認された。5日連続で1000人台となり、去る16日0時基準で1078人を超えて過去最多を記録していた。
中央災難(災害)安全対策本部のパク・ヌンフ第1次長は、定例ブリーフィングで「検査数を大幅に拡大している中で、1日の新規感染者が1000人を超えているが急激な増加傾向はみられず、かと言って減少にも転じていない危険な状況」と評価。
また、3段階引き上げについては「医療現場の状況に応じて、または防疫網の統制が1つでも不可能な状況に陥った場合」と説明した。
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