英国で出現した、新型コロナウイルスの変異種の危険性を指摘する科学者による警告が次々と出ている(画像提供:wowkorea)
英国で出現した、新型コロナウイルスの変異種の危険性を指摘する科学者による警告が次々と出ている(画像提供:wowkorea)
英国の南東部で出現した、新型コロナウイルスの変異種“B.1.1.7”の危険性を指摘する科学者による警告が次々と出ている。

英国経済紙のファイナンシャルタイムズ(FT) は、複数の科学者たちの発言を引用し、“B.1.1.7”の前例のない数値とその拡散速度を警戒しなければならないと、20日(現地時間)報道した。

ウェルカム・トラスト・サンガー研究所(英国を拠点とする公益財団であるゲノム研究センター)で、新型コロナウイルス感染症のゲノムプロジェクトを研究しているジェフリー・バレット博士は「新型コロナの変異種ウイルスから23の変異が確認されたが、このうちの17はウイルスの特性に変化を与える可能性がある」と警告した。

つづけて「ウイルスの変異が人間の細胞内の浸透力を強くさせる可能性がある。新たな変異種の出現は心配であり、我々がパンデミックで目撃したものとは異なるものだ」と強調した。

ただ まだ変異したウイルスが、現在 接種されていたり開発されている新型コロナワクチンの効果に影響を与えるという証拠はないという状況である。

一方 英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の遺伝学研究所のフランソワ・バロー教授は「最近 英国南東部地方の入院率が増加しているが、患者の増加数と一致している。これは 新たな変異種により、深刻な症状へと変化していないことを意味している」と語った。

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