水陸両用バスは、来月2月から釜山市の海雲台と広安里一帯の海と陸地を走行する。長さ12.5メートル、幅2.46メートル、高さ3.5メートルで40人乗り。
KAVは、「海洋都市・釜山」の特徴を生かした観光商品開発に向け水陸両用バスの導入を決めた市と、投資に関する覚書(MOU)を締結した。21日に水営湾ヨット競技場で9人乗りの試作品を公開したのに続き、公務員と市民を対象にした試乗イベントも成功させた。
KAVが国内で初めて水陸両用バスの開発に着手したのは4年前にさかのぼる。外国で運行されている水陸両用は、自動車メーカーが防水機能や船舶機能を加えて製作しているのに対し、KAVは船舶設計を基に自動車の機能を追加している。
KAVのキム・ジョンジン社長は、陸上ではエンジンひとつでホイールに動力を伝え、海ではプロペラを回すなど、動力を自由に遮断・連結するのが最も難しかったと振り返った。水陸両用の核心技術となる防水作業もたやすくなかったが、10人のベテランエンジニアの力ですべて解決したと話している。国内での検査を通った後は、海外の関連法規を検討し輸出も推進するとした。
船舶設計専門家のクォン・テギュ開発理事は、外国製の水陸両用バスは揺れのため波が高いと運行できないが、韓国製品は2メートルの波にも耐えられるよう設計したと説明する。復元性や速度など、性能面でよりレベルの高いものができるだろうと自信を示している。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0