「今週が最も重要な時期、積極的な検査で地域感染の遮断が可能」=韓国防疫当局(画像提供:wowkorea)
「今週が最も重要な時期、積極的な検査で地域感染の遮断が可能」=韓国防疫当局(画像提供:wowkorea)
韓国政府は、今週が新型コロナウイルス感染症の流行拡大の分かれ目となる最も重要な時期と判断した。今月8日に首都圏地域で社会的距離を確保するレベルが2.5段階に引き上げられ、その効果が本格的に表れる時期となるからだ。また、最近は診断検査数を大幅に増やしただけに、これを通じて感染伝播の速度を鈍化させることができるものと期待している。

政府は今後、流行状況を最後の検討材料として、社会的距離を確保するレベルを「3段階」に引き上げるかを検討する予定だ。ただし、最近は検査数を大幅に拡大したにもかかわらず、患者の急増には至っておらず、拡大抑制の可能性に対する期待感が高まっている。

中央災難安全対策本部のパク・ヌンフ第1次長は、20日午後の記者会見において、「診断検査を大幅に拡大している中で、(1日当たりの)患者の発生が1000人台を超えたが、急激に増加する様子はなく、患者の発生が減らない危険な状況だ」と明らかにした。

続けて、「今後数日間を含めて、今週が最も重要な時期」とし「現在のような積極的な検査と疫学調査を維持すれば、地域社会の伝播速度を鈍化させて、拡大の勢いを遮断できるだろう」と述べた。

政府は、14日から無症状や軽症患者の早期確認を目標として、首都圏地域に臨時選別検査所を設置して、運営している。

この臨時検査所では、19日だけで4万4000人を検査し、20日0時までの6日間で16万3000人を検査し、計385人の患者を早期に発見した。
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