ハンガリー・ブダペストで20~22日に開催された放送映像関連の見本市<Discop2007>に、KBS、MBC、SBSの地上波3局と教育放送のEBSが参加し、ドラマ、ドキュメンタリー、アニメーションなどの放送コンテンツ50件余りを販売した。韓国がDiscopに参加するのは昨年に続きこれで2度目。昨年は136件の商談を行ったが、実際の契約は2件にとどまっていた。
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KBSはアニメーションパッケージやドキュメンタリー番組をハンガリーの配給会社に販売したほか、25件の契約を結んだ。アニメーションに力を入れていたSBSは7作品のトルコ輸出が決まり、EBSはアニメーションとドキュメンタリーなど10作品をロシア、ドイツ、中国などの配給会社と契約した。MBCはドラマ『チェオクの剣』をハンガリーの配給会社に販売した。欧州連合(EU)加盟国に韓国ドラマが販売されたのはこれが初めてで、これまで欧州の地上波放送で韓国ドラマが放映されたことは1度もないという状況で、韓国ドラマ初の欧州進出という可能性を高めたと評価される。
またこれとは別に、駐ブダペスト韓国大使館がMBCドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』のハンガリー国営テレビ局・MTVでの放映を進めている。年内放送開始を目指し、具体的な時期と放送回数などをめぐり実務的な話し合いを進めている段階だ。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)ブダペスト貿易館のユン・ヒロ館長は、ハンガリーは情緒的に韓国と似た面が多いと話す。韓流の本格的な欧州上陸の突破口になるものと期待を示している。
ブダペストでは先月、<韓国映画フェスティバル>が開催され、『ブラザーフッド』『王の男』『JSA』など8編の韓国映画を上映、2000人を超える観客を動員している。
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