丁国務総理はこの日の午前、政府ソウル庁舎で新型コロナウィルス感染症(コロナ19)に対応する中央災難安全対策本部会議を主宰し、「今年は例年とは違い、大切な人々の健康と安全を自分が率先して守りたいという考えで『体は離れていても心は近い』年末年始をお送りください」と話した。
丁国務総理は「クリスマスを一週間前に控え、宗教施設を始めとした感染者数が2週前よりも5倍も増えたことで、憂慮の声が大きくなっている」とし「各宗団(宗教団体)では年末年始の宗教イベントなどは非対面、又はオンラインに変更し小規模での集まりや食事も禁止するなどの防疫対策を徹底して守ってほしい」と要請した。
また、「最近スキー場で集団感染が発生し、この時期のレジャー施設がコロナ感染拡散の起爆剤になってしまっていないか懸念している」とし、「スキー場では列に並んだり混雑する場所が多く、ソーシャルディスタンスをきちんと守ることが困難である。運営側のスタッフなども一緒になって寝食を共にするような場合が頻発し感染がかかりやすい」と指摘した。
丁国務総理は「更に最近は、共有宿舎である「シーズン部屋」がスキー場近郊で盛業中にあるが、狭い空間に不特定多数が集まる特性上、感染リスクがとても高い。一般の宿泊業者と違い現状把握すら難しく事実上の防疫の死角地帯であると言える部分が多い。文化体育観光部は防疫当局と協議し実効性のある防疫対策を早急に強行しなければならない」と指示をした。
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