国立ソウル顕忠院で黙祷を捧げる海外・国内の参戦兵士ら=25日、ソウル(聯合)
国立ソウル顕忠院で黙祷を捧げる海外・国内の参戦兵士ら=25日、ソウル(聯合)
朝鮮戦争57周年を記念する中央記念式が25日午前にソウルで開催された。在郷軍人会が主管し国家報勲処が後援するこの行事には、韓悳洙(ハン・ドクス)首相をはじめ政府・政界関係者や内外の参戦兵士など約5000人が出席した。
 韓首相は記念あいさつを通じ、「朝鮮戦争は忘れかけた戦争ではない。朝鮮戦争が残した教訓は防衛力と確固とした安保意識」と述べ、平和を守るためには自らを守る力が必要だと強調した。政府は参戦兵士の功勲を称賛し、戦後世代に伝えることに最善を尽くしているとし、大韓民国は参戦兵士を永遠に忘れないと謝意を表明した。

 記念式に先立ち、郷軍会長団と顧問団、米国やコロンビア、ギリシア、オランダから韓国を訪問した海外参戦兵士、在外参戦兵士ら400人は、国立ソウル顕忠院を訪れ、殉国英霊の冥福を祈った。

 午後には国防部の金章洙(キム・ジャンス)長官や在韓外交使節、国連軍参戦兵士も出席する、参戦兵士の慰労の宴が予定されている。

 中央記念式以外にも、各市・道・郡・区ごとに朝鮮戦争57周年と関連する行事や安保講演会、写真展示会などが行われている。


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