昨年3月に東京・NHKホールで初の日本公演を行ったアン・ジェウクは、同11月に日本武道館、大阪厚生年金会館でも公演を行った。2度目の日本ツアーとなる今回は、横浜、札幌、小倉、名古屋を開催場所に選んだ。この日開かれた記者会見には、韓日から400人余りの取材陣が集まった。以下は会見後に設けられた韓国取材陣との特別インタビューでの一問一答。
アン・ジェウク の最新ニュースまとめ
―初めての日本4都市ツアーを前にして、今の心境は。
「観客の年齢層が高い方ですが、いつも最後まで一生懸命応援してくれるので感動しています。コンサートをやるのは大変ですが、たくさんのファンからの歓声でいつも以上の力が出るようです。日本の歌をもっとやってほしいという要望もあるので3曲に増やしましたが、ダンスは少し減らしました」
―各地方で何かイベントを準備していますか。
「公演内容は同じですが、その地域の言葉で挨拶してみたいと思って勉強しています。横浜は標準語らしいのでできませんが」
―日本の歌では何を歌うのでしょうか。
「幼い頃にによく聞いていた歌を選びました。僕が知っているくらいだから、皆さん喜んでくれるはずだと思って。知っている日本の歌もそろそろ尽きてきたので、日本の歌をもっと勉強しなくてはと考えています」
―今回、地方公演を選んだ理由は。
「東京と大阪では昨年公演し、その時に、時間ができればもっとたくさんの都市でコンサートをすると約束したんです。東京・大阪以外の地域で検討した結果、4都市を選びました」
―日本語のCDをリリースする考えは。
「それはありません。サービスアルバムの概念でなければ、必ずしも日本語で歌ったアルバムを出す必要はないと考えています。日本語ができるといっても、日本人よりうまくしゃべれるわけではありません。自分がうまくやれることと、自分に合っているものを紹介することが正しいと思います」
―ドラマ出演などのご計画は。
「秋頃、ドラマに出演します。昨日、日本のドラマを見ていて、日本でもドラマをやってみたいと少し思ったんですが、セリフが長すぎるので諦めました（笑）。ドラマも映画も、外国でも良い作品のオファーがあればやってみたいです」
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<b>＜アン・ジェウク JAPAN TOUR 2007 -1st Traveling-＞横浜公演</b>
6月22日、パシフィコ横浜国立大ホールにて“元祖韓流スター”アン・ジェウクのジャパンツアー＜アン・ジェウク JAPAN TOUR 2007 -1st Traveling-＞横浜公演が行われた。
今回で3回目となるアン・ジェウクのジャパンツアーは、パシフィコ横浜国立大ホールでの公演を皮切りに、24日北海道・厚生年金会館ウエルシティ札幌、26日福岡・厚生年金会館ウエルシティ小倉、28日には名古屋・国際会議場センチュリーホールにてコンサートを開催し、約12000名を動員する予定。
横浜公演では、5000人のファンは会場を埋め尽くし、開演と同時に総立ちに。
ステージに立ったアン・ジェウクは、「横浜はとても美しいですね。もちろん公演に来た皆さんの姿も美しいです！」「皆さんの体力のことを考えて（笑）、公演の前半はスローテンポの曲、後半はアップテンポの曲で構成しました。」と、ユーモアたっぷりのトークで会場を盛り上げ、次々に曲を熱唱。
さらに、「ここからは休む暇はありません！」と宣言し、『砂時計』でスタートした後半は、マイクスタンドを自在に操りながらパワフルな歌声を披露、6人の女性ダンサーたちとの華麗なダンスを見せると、会場は総立ちに。観客の熱狂ぶりは、アン・ジェウク本人をして「すごい体力ですね（笑）。次は最初からアップテンポな曲をやりましょう！」と言わしめた。
この日、アン・ジェウクはアンコールを含め全23曲を披露。日本語曲を歌ってほしいとのファンのリクエストに安全地帯の『碧い瞳のエリス』『Friend』、チェッカーズの『ジュリアに傷心(ハートブレイク)』の3曲を準備し、「覚えるのが大変だった。自分の歌を覚えるのも大変なのに（笑）」と言いつつも、「また聞きたい曲があれば練習してきます」と約束。ラストは「皆さんの思いを胸に札幌に向かいます」と、会場の隅々までを見渡しながら感謝の気持ちを伝え、ステージを後にした。
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