韓国外交部次官、新型コロナウイルスのワクチン・治療薬の公平なアプローチを強調

韓国外交部（外務省に相当）のチェ・ジョンゴン第1次官が新型コロナウイルスのワクチンと治療薬に対する普遍的で公平なアプローチを強調し、国際協力の重要性について言及した。

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　チェ次官は同日、米国、日本、豪州、ニュージーランド、ベトナム、インドの6か国の外交次官が参加する電話協議で、韓国の新型コロナウイルス対応状況を説明し、このように述べた。ただし、同日の協議にインドは参加しなかった。

　チェ次官は、「最近、韓国内で新型コロナウイルスが感染拡大しているが、韓国政府は新型コロナウイルス対応の基本原則である3T（検査、追跡、治療）戦略と距離確保の強化、診断検査の拡大などを通じて積極的に対応している」と紹介した。

　さらに、「安全で効果的なワクチンと治療剤への公平な接近が行われなければならない」とし、このための新型コロナウイルス感染症のワクチンを国際的に共同購入する枠組み「COVAX（コバックス）ファシリティー」など国際協力の重要性を再度強調した。

　外交次官らは今回の協議で△新型コロナウイルスへの対応に関する域内協力の促進 △ワクチンの開発と普及 △経済活動の再開 △国際的な人的移動などについて意見交換した。 彼らは新型コロナウイルスが長期化する中、域内国家間の緊密な疎通が重要だということに共感し、今後も様々なチャンネルを通じて協力していくことで合意した。